
美立健康協会では、NPO法人日本ダボス会議と共催で長野県上田市の菅平高原プチホテル・ゾンタックにて「美しく・上手なからだの使い方セミナー」を毎年、春と秋の年2回開催しています。
春は残雪の上をスノーシューで、秋はストックをついてノルディックウォークで菅平の高原を歩きます。
身体について学び、動いて上手な身体の使い方を体得しようとめざします。
美立体操、美立歩きのあと、ゲストスピーカーの話を聞いて、懇親会になります。
美味しいご飯を食べながら、身体について語り合います。
どなたでも参加できます。会員以外の方でもどうぞご参加ください。




「日本のダボス」と言われる菅平高原の自然のもと、代表理事の渡會公治によるセミナーのほか、毎回様々な講師の先生をお招きしての実技指導・講話を行っています。
☆1泊2日のコース(過去のセミナーの例)
身体の構造を理論的に学ぶ
当協会代表理事の渡會公治による講義。骨の構造に基づく「たてのアーチ」「よこのアーチ」を指で押さえながら足の重心をどこに置くべきか、アーチ構造である骨の形を意識するといった身体の構造を理論的に理解する講義を行います。
理解を深めるため、足の骨をプリントした紙を使った「折り紙」を行い、どのような形で骨と筋が構成されているか実感できるようにしています。


自然に触れ合いながらウォーキングの実践
隣接するラグビーコートでウォーミングアップをしたあと、秋の菅平を約5kmウォーキングします。歩くのは自然館の菅平湿原遊歩道。秋のセミナーの際には既に紅葉が始まっており、夕暮れ前のさわやかな秋空のもと、赤や黄色の美しい木々の中を歩きまわることにより心身共にリフレッシュできます。もちろん正しい歩き方を実践するための指導も行われます。
骨盤構造の理解と運動療法の重要性の理解
夕食後は「折り紙」の骨盤です。一枚の紙を折って骨盤に作りあげることで、骨盤の構造を理解します。ハサミを手に、それぞれが考えながら、また子供のころを思い出して折り紙を楽しみながら、構造を理解できるようになっていきます。
最後は、運動療法の重要性についての理解です。
当協会アドバイザリーボードで(株)ジェンダーメディカルリサーチ代表・薬剤師の宮原富士子さんから、男女のからだの違い・骨折や骨粗しょう症についての女性特有の事情、それらに関わる薬事など、「一に運動、二に栄養、三四がなくて五に薬」というキーワードで運動療法の重要性について理解します。


「重要なのは重心の位置とバランス、アライメント」を学ぶ
当協会アドバイザリーボードで東京大学大学院総合文化研究科准教授の工藤和俊先生による「一流選手の『わざ』に迫る」と題した講演を聞きます。
小柄であることが不利と言われるスキージャンプや相撲を例にとり、「『一流』と言われるアスリートは、どのような身体の使い方をしているか」というお話を、具体的な数値やグラフ、豊富なビデオを使って説明していただき理解を深めます。
一流選手の微妙な身体の使い方、間合いを科学的に分析した内容で「重要なのは重心の位置とバランス、アライメント」というのは、まさに当協会の「美しく立つ」というコンセプトと合致するものです。
イベントの締めくくりは「ダボスの丘」をウォーキング。菅平高原は、スイスのダボスを思わせる気候や環境から、「日本のダボス」と呼ばれています。冬はスキー場に囲まれるこの地域も、この季節は紅葉がこれから始まるところ。アスファルトではない芝の道を上り下りし、楽な歩き方を実感いただきます。
このようなプログラムで参加者にさまざまな「気づき」を実感してもらえる内容になっています。
☆2019年秋のセミナー概要
期日:2019年10月12日(土)~13日(日)
場所:プチ・ホテル「ゾンタック」
長野県上田市菅平高原1223-3930
上信越道上田菅平IC・須坂長野東ICから約25分
※JR・新幹線「上田」駅より送迎バスあり(10月12日12時半 上田駅お城口より)
内容:「登山のスポーツ医学」をテーマに開催
登山は歩くだけですが、高さと持つ荷物のためにかなりの負荷がかかります。
事故やスポーツ障害も起こります。
登る山の難易度と自分の体力・技術のミスマッチによる疲労が原因となります。
この知識は現代人の悩みの一つである易疲労性の対策にも参考になります。
① 渡會代表理事による「美立健康体操教室」
② 渡會代表理事によるペーパー解剖学、ワークショップ :足のアーチと回内・回外
③ 小黒賢二氏(小山整形外科内科病院 理事長)による講義:
「ラグビーの見方、ワールドカップの見どころ、ラグビー外傷障害」
その他、菅平高原散策(ノルディックウォーク体験)、懇親会あり
費用:1泊2日3食付き 25,000円
(初日の夕食、2日目の朝食と昼食)
個室ご希望の方は5,000円割増し
